馬路川河川改修・半田神部雨水幹線工事・排水機場ポンプ増設工事について

【工事時のトンネル内の状況】

【半田神部雨水幹線掘削工事で使用されたシールドマシン】

上記は、平成16年に発生した台風21号により、床下浸水(315世帯)・床上浸水(41世帯)の被害を受けた場所を示します。今後再び浸水被害を出さないため、平成17年度より河床浚渫、堤防嵩上による馬路川の流下能力の増強工事が行われました。
また、馬路川の雨水渠整備により自己流不足で発生する浸水の防止策として、工事費約19億3千万円をかけ、山津屋から本條にかけての半田神部雨水幹線築造工事が行われました(平成23年春より供用開始)。
たつの市広報より 半田神部中央雨水幹線竣工記事

【ポンプ増設工事概要】
内水被害を軽減するため、既存設備の改造と水中ポンプの増設により、排水能力を10m3/secから16m3/secへ向上させました。 従来ポンプに比べ、浸水面積の低減、床上浸水の低減効果が期待でき、馬路川流域の治水安全度が向上しました。

※m3/sec(リッポウメートル・パー・セコンド)は、1秒間に流れる水の量を表します。1m3/secは、1リットルペットボトルで1,000本分の水が1秒間に流れることを表しています。